SEOキーワードを考えるのに欠かせないGoogleキーワードプランナー。
でも、こんな声を聞くこともちらほら。
「無料版だと検索ボリュームがわかりにくいなぁ」
「アドワーズやってないのに有料版を使うのもなぁ」
「初心者には使い方が難しいなぁ」
「代わりになる無料キーワードツールないかなぁ」

Web担当者やアフィエイターにとってはお馴染みのキーワードツールですが、無料版では使えない機能もあり、初心者にはとっつきにくく、使いづらい部分もあります。

ですが、そんなお悩みを払拭するキーワードツール・サジェストツールを、今回はご紹介します!
その名も、ウーバーサジェスト(Ubersuggest)

最近、日本語化したばかりの海外の無料のキーワードツール・サジェストツールです。
キーワードプランナーとの違いや、ウーバーサジェストの使い方、便利な機能などを紹介します。

※2020年5月に追記があります。
機能やUI等に、大きな差はありませんがご確認下さい。

ウーバーサジェスト(Ubersuggest)とは

ウーバーサジェストは海外製の無料のキーワードツール・サジェストツールです。
ツールと言っても、インストールが不要なブラウザ型のオンラインツールです。

海外製ですが2018年12月に日本語化対応され、非常に使いやすくなりました。
特徴をざっとまとめると以下のようになります。

  • キーワードプランナーの様なキーワードツール・サジェストツール
  • 海外製だがデフォルトで日本語対応済み
  • インストール不要
  • 完全無料(2020年5月現在、制限あり)
  • 利用制限なし(2020年5月現在、制限あり)
  • 検索ボリューム、SEO難易度などのグラフィカルな指標あり
  • クリック単価(CPC)などの指標あり
  • SERP分析あり

以前から、キーワードプランナーの代わりになるとアフィリエイターの間では話題になっていたようですが、日本語化対応したこともあり、私も興味本位で触ってみました。
そしたら、あっという間に気に入ってしまいました。

率直な感想は「高機能な上にUIがわかりやすく、見た目もシンプルでキレイ!キーワード選びにおすすめだな!」です。

例えば「SEO対策」というキーワードで検索してみると、こんな検索結果が出てきます。
ウーバーサジェスト 検索結果
「検索ボリューム」「SEO難易度」「キーワード候補」さらには「SERP分析」まで一画面で確認できます。
非常に便利ですよね!

解析はGoogleのAPIを利用してるらしく、検索ボリュームなどにほぼ差は無いようです。
詳細は後述しますが、キーワードプランナーに引けを取らない、もしくはそれ以上に高性能な無料キーワードツールというわけです。

キーワードプランナーとの違い

この記事を読んでくれている方は、Googleキーワードプランナーで検索して訪問した方か、代替ツールを探している方が大半だと思います。
そこでまずは、キーワードプランナーとの違いを紹介いたします。

料金比較

キーワードプランナー 有料版/無料版(機能制限あり)
ウーバーサジェスト 有料版/無料版が(回数制限・機能制限あり)

キーワードプランナーには無料版と有料版があるのはご存知かと思います。
もちろん無料版では機能が制限され、すべての機能を使うことはできません。

また、有料版に関しては少し特殊で、何かしらの料金設定があるわけではありません。
リスティング広告を運用していれば、つまり広告の出稿費を支払えば制限なしの機能が使えるようになります。(キーワードプランナーは、Google Adwordsのサポートツールとして認識しておくと良いでしょう)
※キーワードプランナーの登録や使い方の詳細はこちらの記事をご覧ください。

ウーバーサジェストは以前は完全無料で、回数制限もありませんでしたが、現在は制限がついています。
Googleアカウントのログインは求められますが、面倒な会員登録などはありません。
1日の利用に回数制限が付きますが、キーワードプランナーの代わりを探している方や、ちょっと試しに使ってみたい方にもおすすめです。

検索ボリュームの数字比較

キーワードプランナー 有料版 細かな数字
無料版 100~1000などの大まかな数字
ウーバーサジェスト 細かな数字

それぞれ表示される項目は異なりますが、有料版キーワードプランナーとウーバーサジェストの検索ボリュームはで同じです。
(※「SEO対策」というキーワードで検索した場合の検索ボリューム)
キーワードプランナー 有料版
キーワードプランナー 無料版
ウーバーサジェスト 検索ボリューム
違いとして、有料版キーワードプランナーのみ、モバイル検索ボリュームも見ることができます。
また、グラフにマウスオーバーするとそれぞれの月間ボリュームが表示されます。
無料版キーワードプランナーでは数字が「100~1000」とアバウトな上に、結構差が出ていますので、参考として利用するのが良いでしょう。

キーワード候補比較

キーワードプランナー 有料版・無料版ともに、検索ワード以外の様々な関連語句を表示
ウーバーサジェスト 検索ワードを含めた関連語句のみを表示

キーワードプランナー 有料版キーワード候補
キーワードプランナー 無料版キーワード候補
ウーバーサジェスト キーワード候補

キーワード候補に関しては、キーワードプランナーは幅広い関連語句を表示してくれます。
そのため、新たな視点、方向性でキーワードの検討が可能です。
また有料版では、グラフにマウスオーバーするとそれぞれの月間ボリュームが表示されます。

ウーバーサジェストの方は、その名の通り検索キーワードを含めたサジェストを表示してくれます。またそれぞれの候補をクリックすると、画面右側にそれぞれの「SERP分析」の結果を表示してくれます。
流入見込み数やSNSシェア数などが表示されるため、検索ワードを中心に深掘りしたキーワード検討が可能です。

事前の設定比較

キーワードプランナー 利用にはGoogleアカウントが必要で、ログインも必須です。
また有料版では、最初に広告のプランやグループの設定が必要になります。
ウーバーサジェスト Googleアカウントでのログインのみ

キーワードプランナーは利用する際には、少し手間がかかります。

その点、ウーバーサジェストは非常に手軽に誰でもいつでも利用できます。
サイトへ訪問し、調べたい語句を入力するだけです。

キーワードプランナーはやはり広告運用がメイン

上記比較を考慮すると、キーワードプランナーは利用までの準備や無料版の制限が気になるところではありますが、もちろん魅力的なポイントも多々あります。
最大の魅力は、キーワード選定後、Googleに広告を掲載できる点です。
正確には、広告を出すためにキーワードを選定するツールなのですが、サイトやブログのキーワード探しにも応用されています。
そのため、広告運用を視野に入れている場合には非常に強力なツールとなります。
またGoogleアナリティクスとの連携やレポート機能がありますので、データの蓄積にも優れています。
※キーワードプランナーの登録や使い方の詳細はこちらの記事をご覧ください。

キーワード探しに特化するならウーバーサジェスト

ウーバーサジェストの魅力は、サイトやブログのキーワード候補を気軽に見つけられることです。
キーワードプランナーに比べたら広告に関する機能は少ないですが、キーワード探しには特化していると言って良いでしょう。

検索ボリュームが簡単に比較できる上、サイト分析や被リンクチェックも行え、総合的なSEOツールの面も併せ持っています。

またキーワードプランナーにはない「SERP分析」が可能です。
Googleで実検索しなくても、競合サイトのURLやタイトル、さらには流入見込みまで一瞬でわかるので、ブロガーやアフィエイターにはかなり重宝するのではないでしょうか。

SERPについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

ウーバーサジェストの使い方・画面の見方

ここまで読んでいただけたなら、ウーバーサジェストに興味津々ですよね!
使い方は単純明快、本当に簡単なのですが、使い方や画面の見方を説明します。

サイトに訪問して、キーワードを入力するだけ

まずはウーバーサジェストのサイトへ訪問してください。
ウーバーサジェスト(Ubersuggest)
ウーバーサジェスト TOP

以前は日本語対応していなかったり、検索の種類を選んだりする必要がありましたが、今は該当箇所に調べたいキーワードを入れて、検索をクリックするだけです。

ダッシュボードのような検索結果(概要)

検索結果はダッシュボードのように整理されていて、非常に見やすいですね。
ウーバーサジェスト 検索結果

上から順に以下のようにまとめられています。

  • 検索ボリューム、SEO難易度、有料難易度、クリック単価(CPC)
  • 検索結果トップ20に入る可能性
  • 月間検索ボリューム
  • キーワード候補
  • SERP分析

SEO難易度、有料難易度は、0~100の数字で表され、100に近いほど難易度は高くなります。
「易」「中」「難」などのアイコンでグラフィカルに表示してくれるのもわかりやすいですね。
「検索結果トップ20に入る可能性」も地味に嬉しい表記!
「月間検索ボリューム」「キーワード候補」はキーワードプランナーとほぼ一緒ですね。
一番の違いは、やはり「SERP分析」でしょうか。

※機能追加やUIの調整が頻繁に行われているため、画像に多少の違いがありますが、ご了承下さい。基本的な項目や機能に関しては変わりません。

キーワード候補

概要にあるキーワード候補から、一つのキーワードをクリックするか、画面左のアイコンをクリックするとキーワード候補の詳細画面が現れます。
さらに気になるキーワード候補をクリックすると、それぞれの「SERP分析」が簡単に表示されます。
ウーバーサジェスト キーワード候補
ウーバーサジェスト キーワード候補とSERP分析
ウーバーサジェスト キーワード候補とSERP分析
※キーワード候補は、上部にあるタブ(テキスト)で【サジェスト】【関連】を切り替えられます。

SERP分析

画面左の【SERP分析アイコン】をクリックすると、キーワードに対するSERP分析の詳細が表示されます。
上記、キーワード候補で選択したキーワードの場合は、画面右下の【SERP分析ボタン】をクリックすることで、そのキーワードのSERP分析が100件まで閲覧できます。
ウーバーサジェスト SERP分析

データの出力も可能

上記、「キーワード候補」「SERP分析」はそれぞれCSV(エクセルやメモ帳で閲覧できるファイル)で閲覧できます。
また、クリッピボードにコピーすることもできますので、用途に合わせて利用できます。

データの出力で文字化けする時は

多くの方がCSVで出力後、エクセルを使って閲覧すると思いますが、この時、文字コードの関係で文字化けを起こすことがあります。
その場合は、以下の対応でたいてい正常に見ることができます。

(1)エクセルの「外部データの取り込み」→「テキストファイル」から開く
(2)閲覧可能な文字コードを選択し開く(プレビューされます)
(3)所定の条件を設定し「完了」を押して開く

また別の方法として、メモ帳を使った裏技も簡単でおすすめです。

(1)CSVをメモ帳で開く
(2)文字化けせずに見れらた、そのまま上書き保存
(3)CSVをエクセルで開く

【追記】機能制限と有償版の導入が始まりました

これまでウーバーサジェストは完全無料のキーワードツール・サジェストツールとして知られていましたが、2020年始めころから、段階的に有償化が進められてきました。
ウーバーサジェストログインその背景としては、機能の充実化と利用者の増加が挙げられます。
サービスの向上と安定、維持費を考慮すれば、有償化も当然の流れと言えます。

最初のうちは、Googleアカウントでのログインをしないと機能制限が付く程度でしたが、現在は、ログインが必須となっています。
もちろん、ログインすれば無料で使うことができますが、段階的に制限が強くなり、2020年5月現在では、1日3回程度のキーワード調査が限界です。

また、有償化もはじまり、こちらも段階的に値上がりしています。
最初は月額1,000円程度でしたが、2020年5月現在では、『個人』、『法人』、『エンタープライズ』とプランが増え、個人でも2,999円となっています。
最新の料金は公式サイトをご覧ください。ウーバーサジェスト料金プラン

 どうしても無料ツールにこだわりたい人は、Google Chromeの拡張機能Chrome拡張 Keyword Surfer(キーワードサーファー)を使ってみるのもオススメ です。
拡張機能なので機能は簡易的ですが、検索ボリュームの目安を知るには十分なツールです。

Keyword Surfer(キーワードサーファー)については、下記で詳細を掲載していますので併せてご参照ください。

最後に

今回はウーバーサジェスト(Ubersuggest)の紹介をさせていただきました。
キーワードプランナーに引けを取らない、もしくはそれ以上に高性能なキーワードツールと言えないでしょうか?
キーワードプランナーの代わりとして、またサポートとしても利用できるポテンシャルを持っていますよね!

いろいろな面でキーワードプランナーと比較はしていますが、どちらも便利で優秀なツールです。
片一方に偏るというよりは、それぞれの特徴を活かし、随所で使い分けるのがベストな使い方だと思います。

ウーバーサジェストは常に進化しているキーワードツールです。
基本機能は変わりませんが、目まぐるしいスピードで、細かなUIや仕様が調整されているのも事実です。

現在は、無料版の制限がきつく、料金も他のキーワードツール並みの設定に変わってきていますが、また調整が入る可能性は往々にしてあります。

個人的にはUIも好きで、手軽で使いやすいため、まだまだ注目のツールです。
先程も述べた様に、目まぐるしいスピードで調整が加えられているため、しばらくは動向を見守るのが得策だと考えます。

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