サイトの運営をしていると一度は「SEO対策」という言葉を聞いたことがあるかと思います。

ですが、「調べると情報がたくさん出てきて何をしていいかわからない。」と思う方も多いのではないでしょうか?

今回の記事では、そんなSEO対策初心者の方向けにSEO対策を行う上で最初に設定しておきたい内容とやり方について紹介していきます。
今回の記事を読むことで以下の内容を知ることができます。

  • 対策キーワードの選定
  • タイトルの設定
  • ディスクリプションの設定
  • サイトマップの作成・送信

当記事を読めば、SEO対策を始めたタイミングで設定しておきたい内容と具体的なやり方が分かり、上位表示しやすいサイトの基礎を作ることができます。

対策キーワードの選定

SEO対策は、検索されたキーワードの検索結果で上位に表示するためにサイトを最適化していくことです。
そのためまずは、自身が運営しているサイトでどのようなキーワードで上位表示をしたいか?を決める必要があります。

まず、SEO対策を行うキーワードは、「複合キーワード」で設定することをおすすめします。

「複合キーワード」とは、2語以上で構成される検索キーワードのことです。

複合キーワードにすることで、競合サイトの数を減らすことができ、上位表示しやすくなるというメリットがあります。
しかし3語、4語のように組み合わせるキーワード数を増やすほど、検索される回数が減ってしまう傾向にあり、上位表示できた際のアクセス数が少なくなってしまう可能性があります。

また複合キーワードの場合、「検索の主となるメインとなるキーワード」(以下、メインキーワード)、と「メインキーワード以外キーワード」の(以下、サブキーワード)があります。

例えば当ブログであれば、「SEO」と「Webマーケティング」という2語をサイトのメインキーワードとしています。
またそれぞれのメインキーワードと組み合わせるサブキーワードとして、「東京」「名古屋」というキーワードを設定しています。

 組み合わせ例 :「SEO 東京」「SEO 名古屋」「Webマーケティング 東京」「Webマーケティング 名古屋」

検索結果に表示される、競合サイトの数や強さによっては、複合キーワードではなくメインキーワード単体で上位表示を狙える場合もあります。

以下の手順でキーワード選定を行います。

  1. メインキーワードの決定
  2. 実際に検索されている複合キーワード(サジェストキーワード)の抽出
  3. 検索回数の確認
  4. 競合数・競合の強さの確認

では実際のキーワード選定方法をご説明していきます。

メインキーワードの決定

まずはサイトの内容を踏まえて、メインキーワードを決めていきます。

先程もお伝えしましたが当ブログであれば、サイトとして狙っていきたいメインキーワードは、「SEO」「Webマーケティング」となります。
企業や会社のサイトであれば、おそらく自社のサービスや商品をサイトで紹介しているかと思いますので、そのサービス・商品に関連するキーワードをメインキーワードとしてもらえば問題ありません。

例: 外壁塗装の会社であれば、「外壁塗装」「屋根塗装」…etc
   設計事務所であれば、「注文住宅」「自社設計」…etc

メインキーワードが決定したら、次は「メインキーワードを主とした複合キーワードがあるか?」を確認していきます。

実際に検索されている複合キーワード(サジェストキーワード)の抽出

複合キーワードを確認するために、今回はラッコキーワードというキーワード確認ツールを使っていきます。

メインキーワードを入力するだけで、実際に検索されている複合キーワード(サジェストキーワード)が抜き出せるようになっています。

サジェストキーワード確認方法

TOP画面の上部にある入力フィールドにメインキーワードを入力し虫眼鏡マークをクリックもしくはEnterキーを押します。ラッコキーワードのトップ

するとキーワードの抽出が開始され、完了するとサジェストキーワードの一覧が表示されます。
[全キーワードをコピー(重複除去)]をクリックすると、抽出したキーワードを全てコピーすることができます。
(一覧に表示されたキーワードを元に、検索回数を確認するので、一旦全サジェストキーワードをコピーしておきます)
ラッコキーワードの検索結果

ラッコキーワードで複合キーワードが抜き出せたら、次はGoogleキーワードプランナーというツールを使って検索回数を確認していきます。

検索回数の確認

Googleキーワードプランナーを使えば、「どの検索サジェストが月間平均でどれだけの検索回数があるのか」を調べることができます。

Googleキーワードプランナーを使うためには【Google広告アカウント】が必要になります。
アカウントを作成していない方はまずはアカウント作成を行いましょう。
アカウント作成方法はコチラ>>

検索回数確認方法

Google広告にログインすると以下のような画面が表示されるので、「ツールと設定」をクリックして出てくるメニューの中にある[キーワードプランナー]をクリックしましょう。
キーワードプランナーの開き方

キーワードプランナーに移動するので、右側のボックスをクリックして下さい。
キーワードプランナーの入力画面

キーワードを入力できるフォームが出てくるので、ラッコキーワードで検索した結果を全て貼り付けて、「開始」するをクリックして下さい。
キーワードプランナーを使っている時の画像

すると以下のような結果画面が出てきます。
Googleキーワードプランナーの検索結果[月間平均検索ボリューム]の列がキーワードごとの月間平均検索回数になります。

出てきた画面のままでは、検索回数の確認がしにくいので、[月間平均検索ボリューム]をクリックして検索回数順に並べ替えましょう。
キーワードプランナーの検索結果画像

これで実際に検索されているキーワードを抽出することができました。
あとはどのキーワードをSEO対策を行うキーワードとして設定するか決めていきます。
基本的には検索回数のあるキーワードを選んでいきますが、さらに競合数・競合の強さの確認を行ってより上位表示しやすいキーワードを探していきます。

競合数・競合の強さの確認

キーワードプランナーを使って抽出した、検索回数のあるキーワードの中から自社のサイトに合いそうなキーワードを複数選びます。

選んだキーワードの競合数と競合の強さを確認して、対策するキーワードに設定しても問題ないかを判断します。

競合数の確認方法

競合数は、検索結果から確認することができます。

競合数の表示

一般的には、競合数が少ないほど上位表示しやすくなると言われています。

競合の強さの確認方法

競合の強さを確認するには、実際にそのサイトにアクセスして、サイトのコンテンツを確認する必要があります。

しかし初心者の方には、強いサイトかどうか判断することが難しいと思います。
なので簡単な判断の仕方として、1ページ目に表示されているサイトに以下のようなサイトがいるか確認してみましょう。

・無料ブログ
・無料HP作成ツールで作られた初期ドメインのサイト

上記が1ページ目に表示されている場合は、そのキーワードで上位表示できる可能性は高くなります。
(必ず上位に表示できるわけではありません)

ではそれぞれのどのように判別するかをご説明します。

無料ブログ

無料ブログはURLを確認することで判別することができます。
以下にいくつか代表的な無料ブログサービスの名前と、URLに含まれている文字列を記載しておきます。

Amebaブログ ameblo.jp/
ライブドアブログ blog.livedoor.com/
FC2ブログ blog.fc2.com/
gooブログ blog.goo.ne.jp/
はてなブログ hatenablog.com/
楽天ブログ plaza.rakuten.co.jp/
note note.com/
無料HP作成ツールで作られた初期ドメインのサイト

無料HP作成ツールで作られた場合にも無料ブログと同様に特定の文字列が含まれることがほとんどとなります。
ほとんどというのは、ツールによっては有料プランにすることで独自ドメインを使うことができるサービスもあるからです。
以下にはサービス名と無料版で作成した際にURLで表示される文字列を記載しておきます。

WIX wix.com/
jimdo jimdo.com/
Striking.ly strikingly.com/
ペライチ peraichi.com/

ここまで行えばキーワード選定は完了です。
次からは実際に決めたキーワードを使ったタイトル、ディスクリプションの設定方法を解説していきます。

タイトルの設定

タイトルを決めるにあたって意識していただきたいことは以下の2点です。

  1. 対策キーワードを開始から30文字以内に含める
  2. 対策キーワードを手前(左側)に置くようにする

対策キーワードを30文字以内に含める

検索結果の詳細表示
タイトルの文字数は現在(2021/8月)35文字まで表示されています。

35文字を超えると画像のように「…」となり省略されるので検索エンジンには伝わっているが、検索結果では省略されているのでユーザーには見えていないという状態になってしまいます。
これではせっかくキーワードを含んだタイトルを考えても十分な効果を発揮できなくなります。

特にYahoo!の検索結果表示画面だと、検索に使用した言葉がタイトルに含まれている場合太字なるので、ユーザーのクリック率に影響を及ぼす可能性があります。
タイトルを見たユーザーからの流入を増やしていくためにも、対策キーワードを30文字以内に含めるようにしましょう。

また、タイトルに関しての注意点としてサイト単位で対策するときはサイトタイトルのみを考えればよいのですが、ブログ等の記事単位でSEO対策をする場合は、記事ごとでのキーワードの選定が必要になりますのでお気をつけください。

<参考>
Google公式からもタイトル設定時の注意点に関してのドキュメントが出ているので、こちらもご覧ください。
Google検索セントラル > ドキュメント

対策キーワードを手前に置く

キーワードを左側、つまりタイトルの先頭側に置く理由としては”検索するユーザーに見つけてもらいやすくするため”です。

なぜ左側に置くことでユーザーが見つけやすくなるのかというと、
WEBサイトを閲覧する時の視線は「Z型」「F型」の動きをすると言われていることと、
日本人は文章を読む際は基本的に左から読む習慣があるので、文章の先頭にある方が目に止まりやすくなるという2つの理由から左側にキーワードを置くことを推奨しています。

特に”検索結果”のようなリスト表示になっているWEBページを見る時には「F型」の動きをしている事が多いとされています。
WEBにおける視線誘導の動き

なので画面の左側に置くとキーワードを見つけてもらいやすく、クリック率の向上に繋げることが期待できます。

ディスクリプションの設定

検索結果の詳細表示
タイトルの下に出てくる赤枠で囲ったサイトの内容を要約している文章のことを”スニペット”といいます。
スニペットはソースコードの内に記述されている部分が表示されることが多いため、「ディスクリプション」と呼ばれることもあります。

検索結果にわかりやすいスニペットが表示されていると、どのサイトを見ようか迷っているユーザーに内容を簡潔に伝えることができユーザーの興味を惹くことができます。 
スニペットに表示されることの多い内を編集・修正するにあたっては以下の点を意識しましょう。

  • 文字数は120文字以内にする
  • ページごとにユニークなディスクリプションを設定する
  • 具体的な数値、権威性のある資格を記載する

文字数は120文字以内にする

検索結果に表示されるスニペットにも文字数制限はあり、現在は120文字前後まで表示されるようになっています。
基本的な考え方はタイトルを付けるときと変わりはなく、キーワードを含み、読みやすい文章にすることを心がけてください。

文字数が120文字とタイトルよりも多い分、サイト内容を詳しく書くことができます。
例えば国家資格希少性の高い検定資格を所有しているのであれば積極的に書いていくことをおすすめしています。

しかし、あくまで「ターゲットとしているユーザーに伝わる言葉で文章を考える」ということを忘れないようにしてください。

専門用語や略語を多用してしまい、伝えたいユーザーに対して読みづらい文章になってしまってはユーザーには読んでもらえません。
あくまでユーザーに読んでもらい、クリックを促すための文章として作成することを忘れないようにしましょう。

ページごとにユニークなディスクリプションを設定する

ディスクリプションはサイトの全てのページに書くようにしましょう。

なぜ全てのページに設定してしたほうが良いのかというと、ページに合った適切な内容をユーザーに伝える為です。

実はディスクリプションを設定していなくてもGoogleが自動的に生成してくれます。

これはGoogleがサイト内のテキストを自動的に検知して表示してくれるのですが、その際に意図しない言葉まで表示されてしまいユーザーにとって分かりづらい文章に設定されてしまう可能性があるので、
サイト内容を正しく伝えるためにも、内に適切な内容を記述しておきましょう。

具体的な数値、権威性のある資格を記載する

”認知度〇〇%”や”〇人が効果を実感”などの数値を文章の中に盛り込むことで、ユーザーに対して具体的なイメージを与えるここができ、クリック率の向上が期待できます。
また、国家資格や特別な検定の情報を記載することはサイト運営者の権威性示すことができます。

権威性や専門性はサイトをアピールしていく上でとても大切な指標で、実際にGoogleのサイト評価基準にも取り込まれているほどです。

※Googleは公式で「スニペットは検索掲載順位の判断要素ではない。」と発表していますが、スニペットを読んだことでサイトのクリック率が向上することは、結果的にサイトの高評価に繋がるので、”スニペットはSEOに全く無関係である。”とは一概にはいえません。

 

サイトマップの作成

サイトマップとはサイトの内容をまとめたページ、ファイルのことを指します。
直接検索結果などに表示されるものでは無いので、知っている方も少ないのではないでしょうか?
サイトマップを作成・送信することでサイト内容を簡潔にGoogleに伝えることができ、サイトの巡回=”クロール”が早く行われるというメリットがあるので必ず行っておきたい対策の一つです。

Screaming Frog SEO Spiderを使ってXMLサイトマップを作成する

今回はフリーソフト、Screaming Frog SEO Spiderを使った方法をご紹介します。

Screaming Frog SEO Spiderの画像

Screaming Frog SEO Spiderは英語表記のファイルですがサイトマップを作成するだけ使うのであれば操作はそこまで難しくありません。

操作手順

まずは公式サイトにいき、画面ガイドに沿ってインストールをします。

インストールできたら、 [Enter URL to spider] と書いてある箇所にURLを入力し、[START]をクリックします。
Screaming Frog SEO Spider

Crael100%になったらメニューバーにある [Sitemaps] > [XMLSitemaps] をクリックします。
Screaming Frog SEO Spiderのメニューバー

以下のような画面が出ますが、そのまま[Export]をクリックします
Screaming Frog SEO Spiderのトップ

保存先を指定し、ファイルの保存を完了します。
保存したファイルをサーバーにアップロードすれば”サイトマップの作成とサイトへの組み込み作業”が完了します。

以下の画像はWinSCPというソフトを使ったファイルのアップロード画面です。
こちらのソフトは操作性が良く初めて使う方でも扱いやすいのでおすすめです。
(今回はワードプレスをルートディレクトリにインストールしたので、ファイルも同じ場所にアップロードします。)
WinSCPダウンロードはコチラ>>
WinSCPの操作画面

Google Search Consoleでサイトマップを送信

Search Consoleでサイトマップを送信する方法をご紹介します。

まだサイトをSearch Consoleに登録をしていない方はこちらの記事を参考にサイトの登録を行って下さい。

サイトマップの登録が完了したら、[サイトマップ]の項目をクリック後、[新しいサイトマップの追加]の箇所に保存したファイル名を入力します。
Search Consoleの設定画面
[送信]をクリックすればサイトマップの送信は完了です。

まとめ

今回は”SEO対策を始めた最初の段階で行っておきたい施策”について紹介しました。
内容をまとめます

  • サイトの内容を表すキーワードを設定する
  • キーワードを含んだタイトルとディスクリプションの設定をする
  • サイトマップを作成して、サーチコンソールを使ってGoogleに送信する

SEO対策というのはあくまで”情報を探しているユーザー”に対して行うものです。
「どんな文章なら伝わりやすいのか」や「ユーザーはどんなことを求めているのか」を突き詰めていくことが必然的にSEO対策に結びつきます。

もっと詳しく対策を知りたい方は無料でebookも配布していますので、下記のリンクからダウンロードしてみて下さい。

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