前回、「初心者必見!GoogleAnalyticsの使い方!Analyticsアカウントの作成編」では、アナリティクスのアカウント作成をご紹介しました。
トラッキングコードを導入しても、すぐにアクセス解析が見れるわけではありません。
導入してからデータを取得しますので、アクセスを参考にしたい場合は2週間~1カ月まずはおいたほうが参考になるかと思います。
今回は実際に、GoogleAnalyticsを管理画面から見てみましょう。
アナリティクスの管理画面までの行き方
1.Googleアカウントにログインした状態で、アナリティクスにログインします。
Googleアナリティクスログイン画面
3.そうすると、WEBサイト名が表示されるのでクリック。
クリックするとフォルダが開いて、「すべてのウェブサイトのデータ」というテキストがでてくるので、クリックしてください。
4.下の画像のような管理画面がでてきます。
左サイドのユーザーという項目が表示されている状態です。
アナリティクス管理画面について
アナリティクスは不定期ではありますが、アップデートしていろんな機能が増えてきています。
2014年10月現在のアナリティクスの管理画面の大カテゴリ部分をご説明させていただきます。
ただし、大カテゴリではなくなったというくらいで、機能自体がなくなっているものはありません。
変更が合ったもののみ、追記にて補足しています。
マイレポート一覧
ここでは、おおまかな新規ユーザーがセッション数(ブラウザ別のセッション数)、直帰率などがわかります。
マイレポートは閲覧したい、ウィジェットをカスタマイズすることができます。
デフォルトのウィジェットに追加したり、まっさら状態から追加していくことも可能です。
マイレポートは20個まで、1つのレポートにつきウィジェットは12個まで設置することができます。
自分が確認したいアクセス数が決まっている方はマイレポートを作ってみるといいかもしれません。
主な機能に関しては、特に変化はありません。
ショートカット
よく閲覧するレポートのショートカットを設定することができます。
サイドから階層をたどらなくても、見たいアクセスレポートのページでショートカットをクリックすればショートカットのカテゴリにはいります。
観たいアクセスレポートがいくつかある方に便利です。
インテリジェンス イベント
アクセス解析の中で異常値がでたら教えてくれる機能です。
普段の動きと違うアクセス動向を感知してレポートにしてくれます。
自動アラートは大きな変化があった時に生成されます。このレポートが生成されると過去との比較がしやすいです。
カスタム アラートは変動条件を自分で設定し、設定した変動が起きたら生成されます。
例えば「名古屋からのアクセスが20%以上超えたら」生成ということができるのです。
リアルタイム
サイトを訪問している人がリアルタイムでわかります。
例えば、TwitterやFacebookで新着情報のURLを流したときのアクセス数などが確認できるのです。
また、アナリティクスを設置したら、ちゃんと設置されているか不安なときありますよね。
そんなときサイトに訪問して、リアルタイムをみてアクセスがあればちゃんと設置されているということがわかります。
ユーザー
セッション数やユーザー数、直帰率、地域や言語、新規とリピーターの割合、デバイスやブラウザ、OSなど閲覧しているユーザーの特徴がわかります。
どこの国、地域から見られているの?見ている人はこのサイトを知ってる人?それとも知らない人?などの疑問が解決につながるアクセス解析です。
デバイスを見たときにiPhoneやスマートフォン機種からの閲覧が多ければスマホサイトの改善などにつながるのです。
とても細かく分かるので面白いです。
集客
ユーザーがどこからきたのかが分かります。
どのサイトから飛んできたのか、どんなキーワードでアクセスされてきたのかなどです。
特に私が参考になるのはキーワードです。どんなキーワードできているか把握することで集客にむけた対策キーワードの変更のヒントになります。
ユーザーの検索トレンドもある程度把握できるので絶対確認したい箇所ですね。
行動
ユーザーのサイト上での行動がわかります。
どのページがよく閲覧されているか、ページを見る順番など分かります。
ここで注目したいのはユーザーに見られているページでもあるのですが、見られていないページにも注目してみましょう。
サイトに不要なページがあれば改善しなければいけません。
表示速度などもチェックしておきましょう。
コンバージョン
サイトには目的が必ず存在します。
「サイトの集客の為」「売上アップの為」など目的が達成しているかどうか確認するのがコンバージョンです。
ただ、このコンバージョンレポートを見るためには目標を設定しなければいけません。
収益につながったらなのか、会員登録されたらなのか、問い合わせにつながったらなのかなど現在のアナリティクスでは様々設定することができます。
サイトの用途に応じて設定するとおもしろいかもですね。
また、ECサイトであれば、eコマースは必ず設定しておいた方がいいでしょう。
売上などの販売実績や請求先住所などのデータ収集ができ次の集客へのヒントになります。
まとめ
アナリティクスの管理画面は5W1Hに分かれています。
だれが、なにを、いつ、どこで、なぜ、どのように行動したのか。
機能の種類は多くなってきて覚えることもたくさんありますが、段々細かく閲覧することができるようになっていってるのは確かです。
自分の目的に応じて、アナリティクスを使用してみてくださいね!