InstagramでおなじみのLinktree(リンクツリー)の登録方法や上手な使い方の解説です。
Instagram利用者以外は登録できないと思われがちですが、そんなことはなく、誰でも無料で登録でき、初心者にも簡単に使えます。
Instagram以外のSNSやブログ、ホームページでも幅広く活用できるので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
Linktree(リンクツリー)とは
Linktree(リンクツリー)は、複数のリンクを1ページにまとめることができるサービスです。
ダッシュボードサービス、プロフィール作成ツールといった方がイメージしやすいかもしれないですね。
Instagramのプロフィール欄で見かけることが多いと思いますが、もちろんTwitterやFacebookなど、SNSのプロフィールや複数サイトの紹介として利用しているケースもよく見られます。
日本語対応について
Linktree(リンクツリー)は、2021年1月現在、日本語には対応していません。
正確に言うと、 管理画面は英語表記で、自身で記入するテキストは日本語に対応 しています。
ですが、機能はシンプルなため、操作は難しくありません。
後ほど紹介する登録方法に沿ってもらえれば、基本的に困りません。
どうしても気になる場合は、ブラウザの翻訳機能でも対応できます。
無料プランで大丈夫!
Linktree(リンクツリー)は基本無料のサービスですが、有料プランも存在しています。
ですが、 無料プランでもリンク追加は無制限 なので、リンク集を作るだけであれば問題なく利用できます。
強いてデメリットを挙げるなら、テンプレートにはめ込むだけになるため、個性・オリジナリティは出しにくいことくらいです。
無料プランと有料プランの違い
参考までに、両プランの大きな違いを挙げておきます。
- 無制限のリンク作成
- QRコードの作成
- テンプレートの利用
- デザインのカスタマイズ
- Linktreeのロゴの削除
- リンクのサムネイル追加
- 動画の埋め込み
- クリック率や流入元の解析
- 様々なサービスとの連携 etc.
有料プランでは、デザインのカスタムや詳しいアクセス解析の他、様々なサービスとの連携が行えるため、Linktree(リンクツリー)を使って本格的にマーケティング、ブランディングを行いたい人向けと言えます。
デザインにこだわりたい人や、フォロワーが多い人は検討しても良いでしょう。
※上記内容は2021年1月現在の内容です。最新情報は、公式サイトをご覧ください。
Linktree(リンクツリ-)の登録方法
登録は簡単!4ステップ
STEP 1
Linktree(リンクツリー)のサイトに訪問し、【GET STARTED FOR FREE】をクリック。
無料登録の画面に遷移します。
Instagramアカウントを持っていなくても登録可能です。
STEP 2
「メールアドレス」「ユーザー名」「パスワード」を登録し【Register】をクリック。
「ユーザー名」は発行されるURLに使われます。また後から変更ができないため注意しましょう。
例:https://linktr.ee/username
STEP 3
「Name」はアカウント情報に記載される名前になりますが、基本的には先程の「ユーザー名」でOKです。
また、興味のあるカテゴリーを聞かれますが、未選択でも「Name」を入力していれば、次へ進めます。
【Save details】をクリックして、次にページへ飛びます。
STEP 4
プランを選択します。
無料プランの場合は【Continue with Free】をクリック。
この画面が表示されれば、登録は完了です。
Instagramアカウントを持っている場合
Instagramアカウントを持っている場合は、STEP 1の【GET STARTED FOR FREE】からではなく、下にある【Log in】から次へ進み、【Sign in with Instagram】をクリックします。
ログインの確認とアカウントの紐づけがスムーズに行われます。
リンクの設定方法
Linktree(リンクツリー)にログインしたら、リンクの設定です。
【Add New Link】をクリックすると、下に入力欄が追加されます。(数は無制限)
追加欄の「Enter title」はボタンに表示される文章、「http://url」にはリンク先のURLを入れます。
その下のアイコンは、有料プランで使えるサービスで、サムネイルの追加やスケジューリングなどができます。
また、解析グラフも閲覧できます。
記入した内容は、右側にプレビューされるのでとてもわかりやすいです。
デザインの設定方法
上部にある【Apparance】からデザインの選択ができます。
背景に当たる「テーマ」は、無料プランでは現在15テーマから選べます。
また、有料プランでは自由に色を変更したり、自身で用意した画像をテーマにできます。
その他、ボタンの形やフォント(文字の種類)も選べるようになります。
URLの確認
画面右上にURLが表示されているので、設定が正しく反映されているか、URLの確認をします。
【Share】ボタンから、URLのコピーやQRコードのダウンロードができます。
上記【Resend verification link】をクリックして、メールにて公開の確認を済ませていないと、設定した内容は公開はされません。
逆に、すぐに公開したくない場合は、メール確認を後から行うと良いでしょう。
設定が完了したらURLをコピーして、任意のサイトやサービスに貼り付けます。
Linktree(リンクツリー)内で設定を変更した場合は、そのままURL先の内容に反映されるので、URLの変更などは必要ありません。
リンクがうまくできない時の対処法
補足ですが、上記設定を行なってもうまくリンクができない場合についても軽く触れておきます。
Instagramだけでなく、他のSNSやサービスでも起こりうるので覚えておくと便利です。
- Instagramやアプリを最新にアップデートする
- ブラウザ、スマホを再起動させる
- linktreeの設定をやり直し、新しくURLを貼りなおす
どうしてInstagramでよく使われるの?
Linktree(リンクツリー)がInstagramユーザーに好まれて使われている理由は、Instagramのリンクの扱い方にあります。
Instagramは、リンクが貼れるのはプロフィール欄だけ、貼れるリンクは一つのみ。
TwitterやFacebookと異なり、投稿にも貼れません。
そこで、簡単にリンク集が作れるLinktree(リンクツリー)に注目が集まりました。
現在は、Instagram利用者でもTwitterやFacebookを併用したり、複数のメディアを使い分けて使っているケースは珍しくありません。
Instagramでフォロワーを集め、サイトやブログ、ビジネス系のマッチングサービスへ誘導したり、お問い合わせのためにLINEへ誘導するケースも多くみられます。
上手な活用法
情報発信のハブとして活用する例
基本的な使い方ですが、情報発信のハブとして活用するケースは多く見られます。
例えば、Webサイトやブログをメインに、TwitterやYoutubeを利用し、サービスを拡散するケースです。
取り扱うメディアが増えても、Linktree(リンクツリー)を活用すれば、ユーザーには伝えやすくなります。
良い例として、Webサイトやブログでブランディングや情報発信をし、作業例や実績にはInstagramを使い、仕事の獲得の補強にマッチングアプリを利用し、それらを集約する場所としてLinktree(リンクツリー)を使っている例もあります。
Linktree(リンクツリー)は簡単にQRコードを作成できるため、名刺にも利用されます。
QRコード一つで様々なリンクをまとめられるので、名刺をスッキリさせたい時にも便利です。
こちらは法人や個人事業主、フリーランスの人に多いようです。
プロフィールのように活用する例
特にハンドメイド作家やクリエイターに多いのですが、各ショップへのリンクの他に、プロフィールや質問箱などのリンクも設置し活用しています。
例えば、ハンドメイド作家の場合、Creema(クリーマ)やminne(ミンネ)、BASE(ベイス)などのネットショップを介して作品を販売していますが、作家自体の魅力も売上に影響してきます。
そこで、WEBサイトに有る「プロフィール」や「活動履歴」、「依頼方法」、「コンセプト」などのそれぞれのページをボタンにし、簡易的なプロフィールのように活用することで、魅力が伝わりやすくしています。
ただし、無料プランではあまりカスタマイズできないため、こういったアプローチをする場合は有料プランを使ったり、他のサービスと併用するのが良いでしょう。
欲しい物リストでおねだりも
YouTuberやインフルエンサーの中には、「Amazon欲しい物リスト」や「楽天ROOM」を利用し、ファンに欲しい物を訴求している人もいます。
もちろん、一定数のファンがいる人に限られますが、こういった使い方もあるようです。
まとめ
今回は、InstagramでおなじみのLinktree(リンクツリー)の登録方法や上手な使い方の解説をいたしました。
管理画面は日本語対応していませんが、無料で簡単に扱えるので、複数メディアをさくっとまとめたい方におすすめです。
登録も設定も非常に簡単な上、工夫次第で様々な活用ができます。
例えば、情報発信のハブとして、またプロフィールのように活用できます。
簡単にQRコードを作成できるため、名刺にも利用でき、オンライン、オフラインどちらでも有効に使えます。
ぜひ、お試しください。