【日本語訳】
本日遅く、年に数回行うように、幅広いコアアルゴリズムの更新をリリースします。
これは2020年1月のコアアップデートと呼ばれます。
このような更新に関するガイダンスは、以前に説明したとおりです。
詳細については、このブログ投稿を参照してください。

2020年12月4日にGoogleから「コアアルゴリズムアップデート」の実施についての発表がありました。
ロールアウトは、実施から2週間程度とGoogleからは発表されており、2020年12月17日に完了したようです。

そこで今回は、2020年12月に実施されたコアアルゴリズムアップデート後の順位変動に関する検証を行いました。
この記事では、その結果を参考に今後行うべき対策について説明していきます。

また、2020年の1年間を通してGoogleが実施した大規模なコアアルゴリズムアップデートについてまとめたので、振り返っていきたいと思います。

2020年12月4日コアアルゴリズムアップデート後の検索順位動向

今回のコアアルゴリズムアップデートによって、どのように検索順位が変化したのか、Webサイトの規模やSEOキーワードの難易度に関わらずピックアップした事例を業種別に紹介していきます。

※この記事で紹介する各事例の順位動向は、必ずしも各業種の順位傾向を示しているわけではありません。あらかじめご了承ください。

医療系

医療系Webサイトの検索順位動向

変動推移 下降
Webサイトの業種 鍼灸院

こちらのケースでは、10月から緩やかに下降していましたが、コアアルゴリズムアップデート後にはより顕著になっています。
医療系全体では、ポータルサイトが下がり、情報のしっかり掲載された公式サイトがやや上がった印象です。

健康系

健康系Webサイトの検索順位動向

変動推移 下降
Webサイトの業種 トレーニングジム

長らく安定していましたが、コアアルゴリズムアップデート後には、一気に下降し、その後も不安定な状態が続いています。
基本的には医療系と同様の傾向がありますが、コロナ以降、出張サービスや個室の提供などのサービスも増えてるためか、安定しにくい傾向があります。

美容系

美容系Webサイトの検索順位動向

変動推移 下降
Webサイトの業種 美容室

コアアルゴリズムアップデートが実施される前は、検索結果の上位10位内にランクインしていましたが、実施されてから順位が急下降しています。
その後の順位は、若干上昇はしているものの、過去3ヶ月の順位データからみると順位は下降しているといえます。

不動産系

不動産系Webサイトの検索順位動向

変動推移 下降
Webサイトの業種 不動産取引

9月から順位を一定にキープしていましたが、コアアルゴリズムアップデート後に一時的に順位が下降をしました。
その後、しばらくしてから順位が上昇して、元の順位に戻っており、アルゴリズムの影響を受けてはいないことがわかります。

EC系

EC系Webサイトの検索順位動向

変動推移 下降
Webの業種 野菜のECサイト

11月下旬あたりから順位の下降がはじまっていますが、コアアルゴリズムアップデート後はさらに順位が下降していることがわかります。
下降してから一定期間、順位が上昇していないことから、元の順位に戻るかは怪しいです。
このことから、アルゴリズムの影響を受けている可能性があります。

コアアルゴリズムアップデート後の対策

今回ご紹介した事例ごとの順位動向を見る限り、順位が上昇しているWebサイトに共通していることは「E-A-Tが考慮されている」ということでした。

「E-A-T」とは、GoogleがWebサイトを評価する時の基準の1つです。
「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」の頭文字をとって「E-A-T」と言います。

“品質評価ガイドラインを確認することで、E-A-T の観点からコンテンツを評価して、検討すべき改善点を見つけられるかもしれません。”
Googleのコアアップデートについてウェブマスターの皆様が知っておくべきこと | ウェブマスター向け公式ブログ

Googleは上記のように、「E-A-T」を基準にWebサイトを評価しています。
そのため、ユーザーの検索意図を汲み取って、良質なコンテンツをWebサイト内に掲載することが一番の対策だと思います。

もしも、今回のコアアルゴリズムアップデートで、運営しているWebサイトの順位が下降したのであれば、ユーザーにとって「良質なコンテンツ」を掲載しているかどうかを確認し、改善点があればコンテンツの修正をした方が良いでしょう。

良質なコンテンツの作成方法については、下記の記事で詳しく説明されています。
よろしければ、ご参考ください。

2020年度のGoogleアルゴリズムアップデートを総まとめ!

今年は、12月の大型アップデートに加え、YMYL領域では「E-A-Tが重視」されました。

見落としたものは、ありませんか?
来年に向けて、再度振り返りましょう。

2020年1月14日:January 2020 Core Update

【日本語訳】
本日遅く、年に数回行うように、幅広いコアアルゴリズムの更新をリリースします。
これは2020年1月のコアアップデートと呼ばれます。
このような更新に関するガイダンスは、以前に説明したとおりです。
詳細については、このブログ投稿を参照してください。

「Google January 2020 Core Update」は、2020年1月14日にロールアウトが開始され、2020年1月16日には全て完了したことがGoogleによって発表されました。

このアップデートで、YMYL(Your Money、Your Life)領域の分野のWebサイトの順位は大きな影響を受けたかと思います。

“Some types of pages or topics could potentially impact a person’s future happiness, health, financial stability, or safety.
We call such pages “Your Money or Your Life” pages, or YMYL. The following are examples of YMYL topics:”

【日本語訳】
“一部の種類のページまたはトピックは、人の将来の幸福、健康、経済的安定、または安全に影響を与える可能性があります。このようなページを「あなたのお金またはあなたの人生」ページ、またはYMYLと呼びます。以下は、YMYLトピックの例です。」”
General Guidelines

YMYL(Your Money、Your Life)とは、上記のようにGoogleがWebサイトを評価する時の基準の1つで、「人々の幸福、健康、経済的安定、安全に影響を与える可能性にあるページ」のことを指します。

お金や健康などに関することは、人の生活に大きく影響を及ぼすため、GoogleはWebサイトの評価基準をアルゴリズムのアップデートで厳格にしました。
そのため、「健康」や「金融」分野のWebサイトは、順位の変動が大きかったと考えられます。

2020年5月4日:The May 2020 Core Update

【日本語訳】
本日遅く、年に数回行うように、幅広いコアアルゴリズムの更新をリリースします。
これは2020年5月のコアアップデートと呼ばれます。
このような更新に関するガイダンスは、以前に説明したとおりです。
詳細については、このブログ投稿を参照してください。

「The May 2020 Core Update」は、2020年5月4日にロールアウトが開始され、2020年5月19日には全て完了したことがGoogleによって発表されました。
このアップデートの影響で、YMYL分野のWebサイトの順位変動は大きかったです。

しかし、このアップデートの時期は、新型コロナウイルス(COVID-19)が流行してから開始されたこともあり、誤った情報を拡散させないための処置としては最適だったと思います。

まとめ

今回は、「12月のコアアルゴリズムアップデートによる検索順位の動向」「1年間を通してのアルゴリズムアップデート」について紹介してきましたが、今後も引き続き順位の動向を見ていくことが大切です。
特に、自身が運営しているWebサイトのコンテンツが、「YMYL」「E-A-T」の評価基準に達しているかどうかを再度確認した方が良いでしょう。

“今年5月、Google検索のランキングにページエクスペリエンスシグナルを導入する予定であることを発表しました。”
Google 検索へのページ エクスペリエンスの導入時期 | Google 検索セントラル ブログ

また、上記のように2021年5月には「Core Web Vitals(コアウェブバイタル)」がランキング要因に組み込まれることがGoogleによって発表されています。

Core Web Vitals(コアウェブバイタル)とは、Webサイトを利用する時のユーザー体験向上のために、Googleが提示した指標です。
指標としては、「ページの表示速度」「Webサイト内の操作性」「コンテンツの視覚的な安定性」などが挙げられます。
詳細については、下記のWebサイトをご参考ください。

「Google Developers Japan:WebVitalsの概要:サイトの健全性を示す重要指標」
https://developers-jp.googleblog.com/2020/05/web-vitals.html

そのため、今後の行うべき対策としては、コンテンツを改善すると共に、2021年5月に向けて自サイトのユーザー体験の向上も行っていく方が良いでしょう。

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