皆さんこんにちは!
今年も残す所あと僅かですね。いかがお過ごしでしょうか。
僕は最近仕事でマーケティングオートメーション(MA)の導入にハマっていて、年内に何とかものにしたい!と頑張っている次第です。(でも難しいんだコレが本当に!)
弊社の年内の営業日数は残り4営業日・・・頑張りたいと思います!
さて、話は変わりますが、最近ハマっているツールがあります。
MAもハマっているんですが、もっと手軽なやつです。
Ghosteryというブラウザのアドオンなんですが、競合サイトがどんなタグを埋め込んでいるのかが一瞬で分かってしまうというツールですね。
まだ社内でもシェアしてなかったので、社内へのシェアも兼ねて、今回紹介したいと思います!
Ghosteryとは
GhosteryはFirefoxやGoogle Chrome等の主要なブラウザにインストールするアドオンタイプのサイト分析ツールです。
次の画像の様に、ブラウザの画面内右下に、「今見ているサイトがどんなタグを埋め込んでいるのか」を表示してくれます。
当ブログでは、GoogleアナリティクスやGoogleタグマネージャ、TwitterやFacebook等の各種SNSボタンなどが使用されていることがわかりますね。
この様に、サイトを開いた瞬間に何が埋め込まれているのかが一瞬で分かってしまうのが、このGhosteryのすごいところです。
「競合サイト分析をするぞ!」と意気込まないと中々調べないことも多いかもしれませんが、サイトを開いた瞬間に表示してくれるので、調べるつもりがなくても分かってしまう、というのが良いところかなと思います。
また、ブラウザ内の画面上側のアイコンをクリックすると、より詳細なデータを見ることができます。
余談ですが、僕が所属しているウェブ解析士協会のセミナーでも紹介されていたみたいですね。(僕が協会に入る前のことらしいですが)
Ghosteryで分かること
Ghosteryは、サイトに埋め込まれている埋め込みタグなどを読み込むことで、こんなサービスが利用されているということを表示してくれます。
Ghosteryを使うことで分かるようになる各種サービスを、全てではないですが幾つかピックアップしてみました。
サイト分析
- Google Analytics
- Yahoo analytics
- Ptengine
- Pocket button
- Pardot
- Twitter Analytics
ソーシャルメディア
- Facebook SocialPlugin
- Twitter Button
- Google+ Platform
- Hatena
- Gravator
広告
- Google Adsense
- HubSpot
- Facebook Pixel
- Facebook Impressions
- Facebook Custom Audience
- Google AdWords Conversion
- Yahoo! Retargetting
- Google Dynamic Remarketing
- Twitter Advertising
- Criteo
必需
- Google Tag Manager
- Qubit Opentag
顧客インタラクション
- HubSpot Forms
- LivePerson
この様に、非常にたくさんのサービスが分かるようになります。
皆さん全てお分かりでしょうか?
幾つか分からない物もあるかもしれませんが、おおよそ「Facebookの広告関連だな」「よく分からないけど何か広告を仕込んでいるな」と予測立てはできると思います。
逆に、分からないものを見つけたら「何か仕込んでいる!何だこれは!」と調べてみることで、自分の知らないツールの発見にもなるかもしれません。
例えば上のリストに出て来る「Pardot」や「HubSpot」はお分かりでしょうか?
もし知らない方は是非調べてみるとよいかもしれませんね!
色んなサイトを調べてみよう
LIG
まずは東京の有名なWeb制作会社のオウンドメディアブログを見てみましょう。
ここはブログ自体がひとつの事業になっている様なので、広告をたくさんやっていそうですね。
埋め込まれているタグ
- Google Analytics
- Mouseflow
- Pocket Button
- Pt engine
- Facebook Connect
- Twitter Button
- Google+ Platform
- Twitter Syndication
- Google Adsense
- FreakOut
- Twitter Advertising
- Facebook Custom Audience
- DoubleClick Ad Exchange-Buyer
- Facebook Pixel
- Facebook Impressions
- Google Tag Manager
SNS関連が多いのと、やはり広告が多いですね!
それと、Pt engineがあるということは、ヒートマップを導入しているということです。
メディアサイトなので、精読率等を測る必要があるんでしょうね。
MAZDA
次はMAZDAを見てみましょう。
こちらのサイト形式は先程のメディアサイトではなく、純粋な製品PRサイトですね。
さて、どうでしょうか。
埋め込まれているタグ
- Google Analytics
- Yahoo Analytics
- Digital Forest
- logly
- Treasure Data
- popin
- Google AdWords Conversion
- DoubleClick Floodlight
- DoubleClick Bid Manager
- MicroAd
- Freakout
- impAct
- Yahoo! Retargetting
- Logicad
- Google Dynamic Remarketing
- Google Tag Manager
こちらはSNSシェア関連が見当たらない代わりに、DSP広告が多く見られますね。
「loglyとかFreakoutって何だ?」と調べてみたら、どうやらDSP広告の様でした。
(こうやって知らないサービスを見つけられるという良い例ですね)
まとめ
いかがでしたか?
Web担やマーケッターの方には中々面白いツールじゃないでしょうか。
是非、Ghosteryを使ってライバルサイトを丸裸にしてみましょう!
「ライバルサイトが○○を導入し始めた!うちも始めよう!」なんてことになると良いですね!